

それはどういう文脈でそんな評価を受けたのでしょう…🤔
ちなみに私も初めて描いた原稿を持込に行ったことがあるんですが
その時は自ら質問しました。「私、漫画家になれると思いますか?」って。
そしたら「かなりがんばらないと厳しい」って言われました。
でも実際に10年後4年のブランクがありつつもデビュー出来ましたし
将来性なんて他人にジャッジできるものではないと私は思います。
そもそも私がなぜそんな質問をわざわざしたのかというと
私自身、漫画家を目指し始めることに迷いがあったからです。
なれると思いますよって言ってもらって安心したかった。
でも、安心しちゃったら努力しないかもしれないじゃないですか笑
だからある意味「厳しい」って言われてよかったかなって今では思います。
フラットな見方を試みるとするならば、
あくまでも「現時点で」その人が将来性を「感じなかった」だけのこと。
=「自分は将来性がない」だなんて思い込まなくていいと思いますよ。
だって編集部と質問者さん、どっちが質問者さんのことを知ってるかと言ったら、圧倒的に質問者さんですよね。
その質問者さんが自分で自分に将来性を感じているならそれでいいんです。
将来性に関して編集部のジャッジは必要ありません。
編集部がジャッジできるのはあくまでも
「現時点での」「その作品の」評価です。
これから頑張っていこうという人に対して、将来性をジャッジすることになんの意味があるんだろうとさえ思います。
次作でどういった取り組みが必要だと思いますか?とのことですが
答えはとてもシンプルです。
「自分には将来性がある!」と信じきることです。
信じられないのなら自分で自分に言い聞かせてください。
そうすると余計なノイズが消えて自分のレベルを高めるために何をしたらいいかが見えてくると思います。
「将来性を感じない」と言われても
「いや、私は感じますけど?」って思っとけばいいんです。
それから、
どんなことを言われても前を向かなきゃ!って
自分を追い込んでいませんか?
落ち込んでる時は落ち込んでもいいんです。
怒りたい時は怒っていいんです。
相手に感情をぶつけなくてもいいので
自分だけは自分の感情を認めて癒して
前を向くのは元気が出てからでも遅くありません。
感情を押し込めて前向きなふりをした方が表面上は楽なんですが、
その押し込めた感情はいつまでも消えずにしこりとなります。
そして「見放された評価を覆すため」という一文も気になりました。
そんなことのためにがんばらないでください。
質問者さんの作品を面白くするためにがんばってください。
「何がどう違うの?やること一緒じゃん。」って思うかもしれませんが
心持ちが全然違ってくると思います。
それからもうひとつ
これを機に違う雑誌に持ち込むのもアリだと思います。
その上でやっぱり今の雑誌がいいと思うなら戻ってもいいと思いますし
色々と視野を広げるきっかけにしてみてもいいかもしれません。
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